この記事では、絵本を修理する時に活躍してくれるアイテムと、そのアイテムを使いどこの破れ・壊れが修理出来るかご紹介しています。
絵本の修理をしようと思っても、破れや、壊れた箇所をなんというのか、どのように検索したら良いのか分からない方向けの修理箇所別リンクページです。
本の部位はメジャーではないので、私もなんと説明したら分かりやすいか分からず、リンクページを作ることにしました。
各修理方法については、それぞれ別に写真付きで詳しく紹介しているページに飛べるようにしています。
絵本の修理に必要なメインアイテム4つ
まず、最初にこれさえあればほとんどの修理ができるというアイテム4つをご紹介します。
※のりを塗る竹串や、テープをきるハサミなどその都度必要な小物は、各修理方法で確認してくださいね。
- 絵本補修用テープ
- でんぷんのり
- ブックカバーフィルム(ブックフィルム・ブッカー)
- 木工用ボンド
絵本の中側の修理
絵本のページが破れた場合
使うアイテムはどちらか
- 絵本補修用テープ
- でんぷんのり
絵本補修用テープは、絵本の中のページの修理に使います。
例えば絵本のページが破れてしまった場合に、破れた箇所を表面、裏面から挟むようにして修理します。
修理跡を目立たせたくない場合は、でんぷんのりを薄めて貼り付けて、修理することも可能です。
詳しい修理方法はこちらです。
絵本ののどが割れた場合(ページと表紙が外れた)
使うアイテムはこのうちのどれか
- 絵本補修用テープ
- 白色テープ
- 製本テープ
上で紹介した4つ以外の、製本テープと白色テープがでていますが、あまり活躍頻度が高くないので、サブアイテムとして紹介です。
のど割れの修理に使うのは、基本的に耐折性のある製本テープや、埼玉福祉会の直営ショップ(ブックカバージェイピー楽天市場店)でオススメされている白色テープを用います。
しかし、絵本の絵を隠してしまう場合や、修理跡を目立たせたくない場合は、補修用テープを用いたりします。
※ただし、何度も開閉すると補修用テープの場合テープが割れる可能性がでてきます。
詳しい修理方法はこちらです。
糸綴じ部分に隙間ができてページが外れそう
使うアイテムはこれ
- ボンド
糸綴じ部分の補強には、薄めたボンドを使います。
詳しい修理方法はこちら
ページが束で外れた(針金製本)
使うアイテムはこれ
- ボンド
こちらも、薄めたボンドを使います。
詳しい修理方法はこちら
糸綴じ製本のページが外れた場合の修理方法は準備中です。
絵本の外側の修理
絵本の背表紙がめくれた
使うアイテムはこれ
- ブックカバーフィルム(ブックフィルム・ブッカー)
ブックカバーフィルムは、絵本の外=表紙部分の修理に使用します。
ブックカバーフィルムは全面にノリがついており、切りにくいためボンドフリーハサミがあると便利です。
詳しい修理方法はこちらです
表紙の底部分がすれてきた
使うアイテムはこれ
- ブックカバーフィルム(ブックフィルム・ブッカー)
こちらも、表紙の部分なので、ブックカバーフィルムを用いて補強します。
詳しい修理方法は上で紹介している記事と同じです。
擦れている部分にフィルムをかけてあげます。
この他の破れ・壊れについては、随時修理が必要な本がでてきたら掲載します。