絵本を本棚から取るときに、つい背表紙の上の所に指をかけてとってしまうので、破れてしまいやすいですよね。
たくさん手にとってもらえた証拠でもあるのですが、できるだけ長く大切に読んでもらいたいので、ご家庭でできる修理方法をご紹介します。
今回の絵本は職場の絵本なのですが、綺麗に直して、またたくさんのお子さんに読んでもらいたいと思います。
絵本の修理は見つけたら直ぐが鉄則なので、早速写真付きで詳しくご説明します。
他の場所の修理方法はこちらを参考にしてくださいね。
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絵本の背が破れた場合の修理方法
のりで背の部分をくっつけて、ブックフィルムでカバーをかけて補強する方法です。
- 直ぐに修理
- セロテープは使わない(黄ばむから)
- よく切れるハサミを使う
以下詳しくご紹介しています。
準備するもの
- ブックコートフィルム(ブックフィルム)
- でんぷんのり(木工用ボンドでもOK)
- のりを薄めるための容器
- 塗るためのヘラ
- はさみ(ボンドフリーはさみが切りやすくおすすめです)
- フィルム貼り定規(普通の30センチ物差しでOK)
ブックコートフィルムは、我が家では大きめで購入しているのですが、以下のようなご家庭用のものも、もちろん販売されています。
600円から700円位です。
手順
でん粉糊を水で薄めて、(トローと流れるくらい)、背の部分に塗り、本来のところに入れ込む。
下が綺麗に入れ込んだ状態です。
今回は、他のページも補修したりと、寿命が短そうだったので、絵本の背表紙のところにだけ、ブックコートフィルムをつけることにしました。
この場合、絵本にブックコートフィルムを合わせて、絵本の背表紙から片面4〜5センチほどの余裕をもたせて切ります。
元からブックコートフィルムを一切かけていない状態の場合だと、これを機に一部分ではなく、全てブックコートフィルムをかけてもいいと思います。
切ったブックコートフィルムを綺麗に貼るために、折り目をつけます。
つけた折り目に沿って、剥離紙を剥がし、絵本をおく。
上の写真の場合、絵本を左側に倒して、剥離紙を剥がした右側のフィルムを貼っていく。
反対側も裏返して、貼っていきます。
このとき、私は専用のフィルム貼り定規を使って貼っていますが、普通の30センチ定規などで代用可能です。
何冊もの絵本にコートする場合などであれば、フィルム貼り定規が厚さもあり、使いやすいかもしれないです。
写真のように斜めに切れ込みを入れ、中に折り込みます。
また、絵本の背の部分は長さに合わせて切ります。
これで綺麗に治すことができました。
(どうしても入ってしまった空気は、針でつついて出してください。)
今回は、絵本の下の部分もぼろぼろだったので、中に入れ込むように本の背表紙より上下2−3センチ長いブックコートフィルムを使用しています。
ボロボロじゃない場合は、織り込まずに元から本の長さに切って貼った方が背表紙の部分のフィルムが綺麗に貼れる気がします。
このとき、切ったフィルムは残しておいて、しかけ絵本の補強に使用したりすると無駄がないです。
詳しくはこちら⇒仕掛け絵本を破れにくくする方法・ブックフィルム,ブッカーのすすめ
まとめ・絵本修理のコツ
- 絵本が破れたら直ぐに修理すること
- 本専用(フィルム)のものを使うこと(絶対にセロハンテープは使わない)
- きれいに貼りたければ、よく切れるハサミを使うこと(おすすめはボンドフリーはさみ)
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