0,1,2歳児向け月刊絵本6社7種類比較レビュー・おすすめはどれ?

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ママ友

0,1,2歳児にオススメの月刊絵本はどこだろう?

ママ友

子供にあった絵本を選んであげたいなー。

そんな悩みをお持ちの皆さんに、

0,1,2歳児さん向けの、6社7種類を実際に読んで気づいた「特徴」「雰囲気」をご紹介します。

\好きなところにクリックして飛べるよ♪/

ネット通販できる月刊絵本

こどものとも0.1.2:ファーストブックにおすすめ

ころころえほん:読める絵本を徐々にレベルアップ

ぷちワンダー:音楽大好き・歌絵本

もこちゃんチャイルド:歌とお話バランスよく

はじめましてのえほん:選び抜かれた絵本を読みたい

月刊絵本とは・・・
  • 毎月一冊、絵本を届けてくれるサービスです。
  • 1年間の定期購読で、年度ごとの申込みです(途中からでもOKなところが多い)
  • 福音館書店や、フレーベル館、チャイルド本社など複数の出版社が行っています。
  • 本屋さんで購入するよりも安価で、新作絵本を購入することができます。
  • 幼稚園や保育園に通っているお子さんだと園を通して注文することも可能です。
タップできる目次

比較表

月額料金送料(1冊あたり)
こどものとも0.1.2
(福音館書店)

460円150円(0.1.2のみ)
ころころえほん
(フレーベル館)

410円240円
ぷちワンダー
(世界文化社)

400円150円
もこちゃんチャイルド
(チャイルド本社)

420円150円
はじめましてのえほん
(チャイルド本社)

550円150円
ひかりのくにプチパオ
(ひかりのくに株式会社)
390円個人購入NG
☆対象は0歳から未就学児

※学研のくうちゃんえほんは廃刊になったようなので、表から削除してあります。

こどものとも0.1.2(福音館書店)

写真:「だいじ だいじ」くれたにゆき・文 ささめやゆき・絵

おすすめポイント
  • 言葉の響き・音・リズムがいい
  • 絵本のページがめくりやすい
  • 色々な画風が楽しめる
推奨年齢10ヶ月〜2歳
値段460円
個人購入時の送料/月150円(Fujisan.co.jpで購入時)
製本ボードブック
大きさ縦20×横19(実測19.5×18.6)厚み7ミリ前後
ページ数20P
仕掛けの有無
備考 カタカナに仮名は無し
購読方法雑誌のオンライン書店「Fujisan」
最寄りのこどものとも社

こどものとも0,1,2は、ファーストブック一番おすすめなシリーズ。

なぜなら、言葉の響き、音のリズムを楽しめる絵本が多いから。

赤ちゃんって、お話を楽しんでいるというより、言葉の音やリズムに反応してくれていることが多かったりしますよね。

なので、短いお話の時よりも、「ごぶごぶごぼごぼ」※の絵本ではないですが、効果音やリズムの良い絵本の方が食いつきが良かったりします。

こどものとも0.1.2は、この赤ちゃんたちが食いついてくれる音、響きを大切にした絵本が多いな~という印象。

例えば、「パッカーン」や「パクッ」という擬音語だけの、言葉そのものを楽しむような絵本(抽象的な絵本)が多いです。

もちろん、物語っぽいものもありますが、それも、言葉の響きや音のリズムがとてもよく、読みやすく、分かりやすいです。

また、絵の表現として、刺繍、貼り絵、版画、色鉛筆、水彩、油絵、写真等様々な画風に触れられるのも福音館書店の特徴です。

ちなみに、1ページの絶妙な厚さと、紙のしなやかさにより、読み聞かせする時にめくりやすいのも、こどものとも0,1,2です。

我が家の場合

こどものとも0,1,2で絵本に慣れたら、娘が自ら、同じ福音館書店のこどものとも年少版や、他の月刊絵本を持ってくるようになっていたので、徐々にステップアップしていく前のファーストブックとしておすすめです。
(こどものとも0,1,2は他の月刊絵本に比べてお話が短いものが多い気がします)

はるママ

※「ごぶごぶごぼごぼ」はこどものとも0.1.2から、ハードカバー化された絵本で、某テレビ局で、不思議と赤ちゃんが泣き止む絵本として紹介されました。

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ころころえほん(フレーベル館)

写真:「おにいちゃんだもん」しもかわらゆみ・作

おすすめポイント
  • 子供の成長に合わせてグレードアップ
  • 歌・食育・物語をバランスよく楽しめる
推奨年齢1歳〜3歳
値段410円
個人購入時の送料/月240円
製本ボードブック
大きさ縦21×横18.5(厚み9ミリ前後)
ページ数22P
仕掛けの有無無(2018年度以前は仕掛け有り)
備考 カタカナには読み仮名付き
購読方法おうちでキンダーブック
雑誌のオンライン書店「Fujisan」

ある程度絵本が読めて、読める絵本をグレードアップしていきたいなら、ころころえほんがおすすめです。

多くの月刊絵本が、年間を通して同じくらいのレベルなのですが、ころころえほんは違います。

歌や遊び食育、着替えやトイレトレーニングなど、バランスよく取り入れながら読める量もレベルアップしていきます。

最初の月はお話も短く、シンプルな物語ですが、後半に進むにつれて、ストーリー性があり、お話も長くなっていきます。

しかも、3歳までを対象としているからか、他の月刊絵本に比べて、少しお兄さん、お姉さん向けになっている印象です。

このため、年度の後半などから購読しようとすると、レベルアップしているため、絵本が初めてのお子さんだとちょっと難しいかもしれません。

この場合は、こどものとも0,1,2などで絵本に慣れて、次年度から購読するという形をとると、ころころえほんがより楽しめると思います。

はるママ

ちなみに、フレーベル館公式サイトで、保育のための指導の手引きを見ることができるので、より読み聞かせを充実させてあげられますよ。

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ぷちワンダー(世界文化社)

写真:「むすんでひらいて」左近蘭子・文 あかいしゆみ・絵

おすすめポイント
  • 毎月歌と手遊びができる歌絵本
  • 音源をストリーム配信
推奨年齢1歳〜2歳
値段400円
個人購入時の送料/月150円
製本ボードブック
大きさ縦21×横18.5(厚み8ミリ前後)
ページ数16P(公式ホームページでは表紙も合わせて18Pと紹介)
仕掛けの有無
備考 表紙は抗菌加工処理・カタカナには読み仮名付き
購読方法雑誌のオンライン書店「Fujisan」 

『ぷちワンダーの特徴』

歌や手遊びが好きなら、迷わずぷちワンダーをおすすめします。

全ての月で童謡やわらべうたをテーマにした歌絵本となっており、一冊で「歌あそび、手遊び、絵本」の3通りの楽しみ方ができます。

内容としては、もとの歌詞にもよりますが、より楽しめるようなアレンジが加えられ、もっと楽しくなっています。

「この歌知らないなー」「どんなリズムの歌だっけ?」という方でも大丈夫です。

絵本の裏表紙に二次元コードがついているので、家でも音楽を聴け、歌が苦手な方や知らない歌でも子供と一緒に楽しめます。

しかも、背表紙には、楽譜と手遊びのイラスト、先生お家の方への説明付きです。

機嫌が悪くゆっくり絵本を聞いてくれないときってありますよね。

そんなときも、リズムに合わせて歌いながら読んであげると聞いてくれ、次第に機嫌が良くなったり。

手遊び歌としても楽しめるので、1歳になる前から3歳〜4歳位まで長く楽しめるシリーズです。

はる

手を使うと脳も活性化されるから、手は第二の脳って言われているんだって!

はるママ

手遊びは、親子の触れ合いにもなるし、愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されるから、親子の絆が深まりますね。

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もこちゃんチャイルド(チャイルド本社)

写真:「かいだん のぼろ」 つるみゆき・作

おすすめポイント
  • ほのぼのとした絵柄・お話
  • 歌・食育・生活バランスよく読みたい
推奨年齢0歳〜2歳
値段420円
個人購入時の送料/月150円(Fujisan.co.jpで購入時)
製本ボードブック
大きさ縦21×横18.5(厚み9ミリ前後)
ページ数20P
仕掛けの有無
備考カタカナには読み仮名付き
購読方法チャイルド本社
雑誌のオンライン書店「Fujisan」

ほっこりした絵本が好きならもこちゃんチャイルド

どの月も作家さんは違うのですが、とてもほっこりとした優しい絵柄が特徴のシリーズです。

勝手なイメージですが、子供の頃見ていた絵本の絵柄に似ている、絵本の王道をいくような安心感です。

こちらも、年間を通して、歌絵本食育生活に関することをバランスよく取り入れています。

ころころえほんと違うのは、どの月も分かりやすく、同じ様なお話の長さなので、いつからでも始めやすい点です。

我が家の場合

我が家では物語が楽しめだした1歳4か月ころに読み出したのですが、お話の長さもちょうどよく、可愛らしい絵も娘の好みにあっていたのか、とても気に入ったシリーズとなりました。

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はじめましてのえほん(チャイルド本社)

写真:「ぶん ぶん ぶん」村野四郎・歌 はやしらん・絵

おすすめポイント
  • 子供の手に持ちやすい絵本がいい
  • 図書館の選定図書がいい
推奨年齢0歳〜2歳
値段550円
個人購入時の送料/月150円(月刊で800円以上注文時は無料)
製本やさしいハードカバーで、ページも厚紙
大きさ縦17.5×横15.5(厚み11ミリ前後)
ページ数20P
仕掛けの有無有(年に1冊くらい)
備考カタカナには読み仮名付き
購読方法チャイルド本社
雑誌のオンライン書店「Fujisan」

『はじめましてのえほんの特徴』

選りすぐりの絵本を読みたいなら、はじめましてのえほん

一部の絵本は全国学校図書館協議会選定図書などに選ばれています。

もこちゃんチャイルドからより優られた絵本が再販されたシリーズのため、こちらもほっこり系です。

もこちゃんチャイルドとの違いをいうと、小型化され、月刊絵本の中では一番小さく、小さなお子さんの手でも持ちやすくなりました。

また、年に一度くらいの頻度ですが、仕掛け絵本も入っています。

はるママ

中には、市販の絵本を購入するより、はじめましてのえほんで購入する方が安く購入できるものもあります。

※ご兄弟がいらっしゃる場合数年に一度、被る場合があるようです。

〈カバーについて〉

「はじめましてのえほん」はハードカバーですが、一般的なハードカバーとは違います。

ソフトカバーよりも強く、ハードカバーよりも弱いものになります。

厚紙で作られ、本の中身より一回りカバーが大きくなっています。(写真参照)

強さのイメージとしては、
ハードカバー>「はじめましてのえほん」のやさしいハードカバー>ソフトカバーです。

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個人購入NG

Gakkenn(くうちゃんえほん)

2024年度現在、公式サイトの月刊絵本の紹介ページにのっていないので、廃刊の可能性があります。

写真:「キャベツのなかから」すまいるママ・絵

おすすめなお子さんは・・・
  • 会話を楽しみながら絵本を読みたい

『くうちゃんえほんの特徴』

他の出版社のものとは違い、絵本の中の文章とは別に、端の方に小さく大人から子供への声かけが載っているので、絵本を読みながらお子さんへ声掛けをしてあげたい人向けです。

絵本の物語に合わせて体を動かして遊べるものは、そのページに体を動かすイラストが書いてあり分かりやすいです。

ちなみに、背表紙にも先生・おうちの方へのメッセージがあります。

しかけが凝っているものもあり、娘はその仕掛けにとてもくいついて読んでいました。

またこちらは、過去のものからより優られたものを再販しています。

※ご兄弟がいらっしゃる場合数年に一度、一部被る場合があるようです。

推奨年齢0歳〜2歳
値段380円
製本ボードブック
大きさ縦21×横18.5(厚み7ミリ前後)
ページ数16P
仕掛けの有無有(年に数冊)
備考表紙には抗菌加工処理・カタカナには読み仮名付き

ひかりのくに株式会社(ひかりのくにプチパオ)

写真:「うがいガラゴロ」 西内としお・絵

おすすめなお子さんは・・・
  • こどもの自立を促したい方

『ひかりのくにプチパオの特徴』

こちら古本屋さんで数冊手に入れた絵本と、ホームページを確認させていただいて分かったこと気づいたことになるのですが、他の出版社と比べ、年間を通して子供の生活習慣に関しての絵本が多いです。

例えば、トイレトレーニング、手を洗う、うがいをする、体を清潔にする、一人で服を着る等の子供の自立を促すテーマで、絵本でこれらのことが学べるので、自立を促すにはとてもいいシリーズだと思います。


また、背表紙にはおうちの方へのメッセージ付きです。

推奨年齢0歳〜2歳
値段390円
製本ボードブック
大きさ縦19.5×横18.5(厚み8ミリ前後)
ページ数20P(公式ページでは表紙もページ数に入れて換算しているので22P)
仕掛けの有無
備考カタカナには読み仮名無

まとめ

0.1.2歳児用の月刊絵本まとめ

言葉のリズムを大切にしたい、ファーストブックに⇒こどものとも0,1,2

1歳を過ぎて絵本のステップアップをはかりたい⇒ころころえほん

歌あそび、手遊びを楽しみたい⇒ぷちワンダー

歌・生活・物語バランスよく読みたい⇒もこちゃんチャイルド

図書館選定の絵本がいい⇒はじめましてのえほん

子供にどんな声掛けをしたらいいか書いているものがいい⇒くうちゃんえほん

子供の自立を促したい⇒ひかりのくにプチパオ

0,1,2歳児向けの月刊絵本 6社7種類を紹介しました。 

月刊絵本は、送料込みでも600円位からはじめられ、安く続けやすいので、絵本の定期購読としておすすめです。

個人的には福音館書店の味のある絵と、リズムの良さが好きでおすすめしたいのですが、ここはお子さんにあったものを是非選んであげて下さい。

ちなみに、福音館書店の他シリーズについても詳しく解説しています。

我が家のおすすめ定期購読

出典:絵本の写真のみワールドライブラリーパーソナル公式サイトより使用

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